プリハードン鋼のワイヤーカット加工

加工変形の少ないプリハードン鋼による製品です。
フライス加工後、ワイヤーカットで切り抜いて完成させました。高価な材料のほとんどを捨ててしまう贅沢な仕事です。

ワイヤーカット加工による
超高精細ロードセル

超高精細な負荷検出に使われるロードセルです。
オレンジの丸で囲んだ薄い部分は0.1mmしかありません。加工時に負荷がかからず、変形が少ないワイヤーカットならではの仕事です。

ALMAプロジェクトの導波管の一部

同じ品物の表と裏です。
真ん中の穴の表は丸で裏が四角になっています。上下異形状というワイヤーカットならではの特殊な加工です。ワイヤーの曲げ角度と要素数に限界がありますが、ワイヤーフレームで描ける形状ならおおむね作ることが出来ます。ALMAプロジェクトの導波管の一部です。